DQ8・対竜神王に関する装備の一考察

※この記事はスマホ版準拠になります。

 

いつまで経ってもゲーム本編に手がつかないのでずっと頭の中に溜めてた装備考察を整理します。

 

色々考えることはありますがとりあえず前提の共有と各装備の考察、最終装備の選定だけでもできればいいかな~と思ってます。

 

前提として

・「朝焼け番長」(竜神王の各形態を素手のみで撃破)の称号獲得を目指したプレイになります。つまりあらゆる武器の装備、あらゆる攻撃呪文&敵にダメージを与えるアイテムの使用、及びマホカンタ・岩石おとし・チーム呼びの使用が禁止されます。

 

・スキルは格闘+各キャラ固有スキルに全振りククールのみカリスマ極めていませんがこの先覚える中で必要なのは対黒鉄戦の「みわくの眼差し」くらいなのでレベル上げの過程でなんとかします。

 →てかスマホ版以降は竜神王撃破報酬の一つが「超スキルのたね×10」に置き換わっているので黄金の巨竜倒したタイミングでそれ貰って間に合わせればいいかなと思ってます。

 →余りのSPはゼシカククールは杖に、主人公・ヤンガスは適当に他武器に振り分けてます。少しでも杖に振り分けることで、以下に考察する装備ではやや手薄になる呪文・状態異常への対抗策としての「マジックバリア」、DQ8の仕様を利用した回避率上昇のための「ピオリム」等有用な補助呪文を習得できます。

 

・レベルはとりあえず最終ダンジョン「天の祭壇」でトヘロスが有効になるLv.53からスタートします。

 

 

【装備考察にあたっての基礎知識】

まず防具の選定に入る前に

・優先すべき項目(守備力・対呪文・対ブレス・回避率の4つ)

竜神王各形態の攻撃手段

を見ていきます。

 

まず当たり前のことなんですけど守備力が高い防具は強いです。例えばはぐれメタルよろい(守+101)とみずのはごろも(守+59)があったとします。この場合普通に考えたらはぐれメタルよろいの方を優先的に選んでしまうと思います。

 

しかし、終盤以降の装備となると守備力以外にも各種呪文・ブレス攻撃に対する耐性が絡んできます。上記の装備であれば、それぞれ

はぐれメタルよろい(守+101)…メラ系、ギラ系、イオ系、バギ系、ヒャド系のダメージを1/3軽減

みずのはごろも(守+59)…メラ系、ギラ系、イオ系、火炎系、吹雪系のダメージを1/3軽減

のような耐性を持っています。この場合、呪文を主体とする敵を相手に取るならば断然はぐれメタルよろいに軍配が上がりますが、逆に呪文攻撃を一切行わずはげしい炎、凍える吹雪などで攻めてくる相手であればブレス耐性を持つみずのはごろもの方が総合的に被ダメージを抑えられることになります。

 

加えて、ドラクエ8のダメージ処理においては「守備力が4ポイント上がる毎に物理攻撃のダメージを1カットする」という計算式が取られています。よって、上記の2つの装備では守備力差が42もあるものの、実際に受けるダメージはわずか10~11の差になります。

 

結局何が言いたいかというと、守備力の見た目上の数値よりも耐性を優先して装備を選ぶことが重要ですねっていう話です。特に終盤~クリア後のボスともなると様々な攻撃手段を織り交ぜて平気で2~3回行動とかしてくるので、各ボスに合った装備の選定をしっかり行いたいです。

 

さて、今作の防具は

・呪文耐性特化

・ブレス耐性特化

・呪文+ブレスにある程度の耐性

・状態異常耐性(兜に多い)

・回避率上昇

・その他(戦闘中毎ターンHP回復、即死耐性、呪文反射、物理ダメージ一部反射等)

に大まかに分かれます。

 

まず今回は呪文耐性は捨てていいと思います。というのも竜神王は攻撃呪文をほとんど使用しないからです。

 

竜神王の各形態の攻撃手段をここでおさらいします。

・人間形態→攻撃、竜神の封印、真空波、せいけんづき、いてつく波動、瞑想、ジゴスパーク、テンション溜め

・深紅の巨竜→攻撃、痛恨の一撃、おたけび、しゃくねつ、ジゴフラッシュ

・深緑の巨竜→攻撃、痛恨の一撃、甘い息、やけつく息、猛毒の息、おぞましいおたけび

・白銀の巨竜→攻撃、痛恨の一撃、いてつく波動、あやしい瞳、かがやくいき、マホトーン、瞑想

・黄金の巨竜→攻撃、テンション溜め、いきなりテンション100、ぶきみな光、ベギラゴンイオナズンジゴフラッシュ

・黒鉄の巨竜→攻撃、あやしい瞳、まぶしい光、流星群、ベギラゴン

・聖なる巨竜→攻撃、痛恨の一撃、叩きつける、かがやくいき、いてつく波動、テンション溜め×2

・永遠の巨竜→攻撃、テンション溜め×2、おたけび、いてつく波動、しゃくねつ、凍える吹雪、マダンテ、祈り

 

少し見づらいかもしれないので色分けしましたが、この時点で攻撃呪文をしてくるのは全8種中4種です。しかもこのうち

・人間形態のジゴスパークはほとんど唱えない

・黄金のイオナズンベギラゴンマジックバリアや盾のオマケについてくる耐性で処理可能

・黒鉄はそもそも通常攻撃がヤバすぎてベギラゴンがむしろラッキー行動

・永遠のマダンテマホトラで完封可

のため、結局呪文耐性を優先するメリットは人間形態の真空波くらいになります。

 

よってぼくが死にそうな顔でiphoneのスイッチコントロール機能を駆使してベルガラックのスロットを回し続けて人数分確保したはぐれメタルよろい(守+101、メラ・ギラ・イオ・ヒャド・バギ系1/3軽減)もここでは無意味です。腹立つので道中手に入れたスライムのかんむりと錬金してメタルキングよろいにしました。

メタルキングよろいは呪文耐性を全部捨てた代わりに全装備中最高の守備力と「火炎系・吹雪系ブレスのダメージを30軽減」という優秀な耐性を持ちます。今回の竜神王戦はドラゴン系なだけあってブレス攻撃の頻度が高く、特にしゃくねつ(全体150~170)とかがやくいき(全体210~230)を連発されるのがヤバすぎるので何としてでもブレス耐性を優先します。

 

もう一つ注意しなければならないのが物理攻撃です。ほとんどの形態が持っている"痛恨の一撃"については、一瞬で300~400くらい持っていかれて戦線が破滅するうえに2~3回行動によってその後しゃくねつとか吐かれてボコボコにされます。痛恨を使用しない黒鉄・永遠についても、黒鉄は攻撃力613(※参考 DQ1~7までの攻撃力の最高値はⅢの闇ゾーマの550)からの完全三回行動で火力を押し付けてくる上、永遠の巨竜に至っては攻撃力760とかいう頭おかしいんじゃねえのってステータスで上から殴ってくるため、通常攻撃で1発350とか喰らいます。真にヤバいのは通常攻撃だと言っても過言ではないです。

 

これに関してはいくら守備力を上げてもどうしようもないため、全部避けます

具体的には格闘スキルの身かわし率上昇ボーナス+防具の回避率上昇効果を利用します。行動パターンに一番多く含まれる「通常攻撃+痛恨の一撃」を封じてしまえばある程度HP管理に余裕が持てると踏みました。

 

 

以上を踏まえ、今回は【火炎・吹雪系ブレス耐性/回避率】を重点的に装備を組んでいきます。

 

 

【本題・装備考察】

まず鎧についてです。

ヤンガスゼシカはそれぞれ身かわし上昇効果を持つやみのころも(守+87)、しんぴのビスチェ(守+105)があるので確定でいいです。ククールにも一応同様の効果を持つダンシングメイル(守+57)がありますが、やや守備力に不安が残る上に兜枠のファントムマスクもあるのでここは強力な守備力+ブレス耐性を優先してドラゴンローブ(守+103,メラ/ギラ/イオ/ヒャド/火炎/吹雪系40軽減)を装備させることにしました。

主人公は最初はメタルキングよろい(守+120,火炎/吹雪系30軽減)を装備させますが、竜の試練を勝ち進んでいくうちに上位互換みたいな性能の竜神のよろい(守+110,火炎/吹雪系40軽減)を入手できます。こうなると最高峰の守備力を持つはずのメタルキングよろいが余ります。現状ゼシカのブレス耐性がやや低めなので交換の余地ありです。

ククールには毎ターンタンバリンを鳴らす+PT唯一のザオリク役という大事なお仕事があるので、もしあまりにも通常攻撃が集中して支障が出るようならダンシングメイルに変更します。後述する盾でブレス耐性を固めてあるので変更にさほど支障はないと思います。この辺は回避重視かブレス重視かでその時の気分によります。

 

次に盾です。

この時点での最強装備はメタルキングの盾だと思います。メラ・ギラ・イオ・火炎・吹雪系を30軽減します。簡単に手に入るのは1点のみですが、偶然にもヘルガーディアンから錬金素材となるはめつの盾をドロップできたので積極的に活用します。

まずメタルキングの盾の一つはヤンガスで確定させます。さすがに耐性0の大親分の盾を装備させるわけにはいきません。

残りの3人についても候補は「メタルキングの盾、聖女の盾、女神の盾、竜神の盾」でほぼ確定でしょう。このうち竜神の盾については吹雪系に耐性を持たないという欠点があるため、候補からは外れます。そうなると主人公は他の盾を装備できないため、2つ目のメタルキングの盾で確定でいいでしょう。

ゼシカククールどちらに女神の盾をもたせるかですが、今回はククールに装備させます。全属性の呪文・ブレスダメージを半減する優秀な盾です。

必然的にゼシカは聖女の盾です。呪文耐性は備わっていませんが、ブレス系を2/3に軽減するので優秀です。本当は鎧で回避率>ブレス耐性を取ったゼシカに女神の盾を持たせたいのですが、聖女の盾がゼシカの専用装備である為、ゼシカに女神の盾を回すとククールみかがみの盾とかいうクソザコ耐性の盾を装備せざるを得なくなります。

ちなみにしゃくねつ・かがやくいきのダメージが非常に大きいので、固定値軽減よりも割合軽減の方が効果が大きいです。

 

続いて兜です。

兜には属性耐性は存在せず、主に守備力の底上げと睡眠・混乱・マホトーン・即死に対する耐性がメインになります。

ただし、竜神王の攻撃手段と照らし合わせても

・混乱/即死攻撃は一切使用せず

・「あやしい瞳」は耐性無視の強制睡眠なので装備耐性が機能せず

・「ジゴフラッシュ」による全体マヌーサは防げない

という点から、状態異常耐性はあまり意味がないのかな?と思います。深緑の巨竜が放つ各種息攻撃はスーパーリングで防げますし、怖いのは黄金の巨竜のマホトーンくらいではないでしょうか。

以上を踏まえて考察します。まず最強装備のメタルキングヘルム(守+55,混乱/マホトーン/睡眠/即死耐性)ですが、これはヤンガスに装備させます。ヤンガスは終盤のかぶとをほとんど装備できないため、これを装備しないと耐性なしのグレートヘルム(守+45)を装備するハメになります。(正直被ダメは2しか変わらないのでそれでもいいんですけどね)

ククールが回復・蘇生呪文を多用する為黄金のマホトーン対策にククールに装備させるのも手ですが、専用装備であり身かわし効果を持つファントムマスクを装備させたいのが正直なところです。幸い今作の仕様ではマジックバリアによって全状態異常(行動不能/マヌーサ含む)を軽減できるため、それに賭けて気合で避けることにします。

主人公は最終的には専用装備の竜神のかぶとでいいでしょう。ただ現時点では未入手なので、グレートヘルムorしっぷうのバンダナと選択になります。しっぷうのバンダナは守備力+23とこの時点で手に入るかぶとの半分以下の数値ですが、オマケでついてくる素早さ+15の効果が重要になります。DQ8ではダメージ計算処理中の回避判定に素早さの値を参照するため、素早さを上げておくことで擬似的な回避率上昇が見込めるからです。ただやはり守備力面では心許ないので、竜神王の褒美は最速でかぶとを取ることにします。

なお、この時点での主人公・ゼシカには太陽のかんむり(守+52,混乱/睡眠耐性)という選択肢もありますが、上記の通り混乱攻撃は使用せず、またあやしい瞳の強制睡眠は防げないので活かせるのはその高い守備力くらいになります。それ以前に最重要アイテム「ふしぎなタンバリン」の錬金素材になっているので、今所持している分も2個目のタンバリン錬金に回すと思います。

ゼシカには次点で高い守備力を持つ黄金のティアラ(守+50,混乱/マホトーン/睡眠/即死耐性)を装備させます。

 

次に武器です。

全員素手です。以上です。

 

最後に装飾品です。

現在は主人公にアルゴンリング、ヤンガスにごうけつの腕輪、ゼシカに命のブレスレット、ククールにほしふる腕輪(最速タンバリン鳴らしのため)を装備させています。基本的にはこれを軸とし、深緑の巨竜戦のときだけ全員に用意しておいたスーパーリングに付け替えます。ゼシカはHP増強のために命のブレスレットを装備させていますが、レベルを上げて余裕ができそうであれば2個目のタンバリンを持たせることも考えてほしふる腕輪にしようかと思います。

先程も書きましたがⅧでは素早さが回避率の計算に直結するため、フバーハマジックバリアルカニハッスルダンスと大忙しなゼシカはそれを考えてもほしふる腕輪でもいいかもしれませんね。

 

☆その他必須アイテム/呪文/特技

世界樹の葉…深緑の巨竜の報酬で超スキルのたねを貰ってゼシカの杖100(ザオリク習得)まで持っていくつもりですが、それを考えても蘇生役が足りないので主人公とヤンガスに1枚ずつ持たせます。

 

世界樹のしずく…ククールに回復させてる暇は多分ないのでヤンガスゼシカに3つずつくらい持たせます。

 

・エルフの飲み薬…多分不要。主人公のベホマズン連発の保険として。

 

・ふしぎなタンバリン…全員のテンションを1段階上げる神アイテム。ククール1人だけだとたまに機能しなくなるので2個目を作ってゼシカに持たせます。

 

・ほのおの盾…戦闘中使うとメラ/ギラ/イオ/火炎系のダメージを半減。深紅の巨竜に対して主人公orヤンガス辺りが使用し、ゼシカフバーハの手間を1ターン省略します。

 

・こおりの盾…上記のヒャド/吹雪系版。火炎を使用しない白銀・聖なるに対して使用。

 

けんじゃの石…全体に弱ベホマラー効果。多分不要ですが一応回復手段を持たないヤンガス辺りに持たせておきます。

 

メガザル(ヤンガス人情83)…チーム呼びによるマスターゾーンの使用は「朝焼け番長」のレギュレーション違反になるのでどうしてもヤバかったらこれに頼るしかない

 

ピオリム(ゼシカ杖3)…確実に先手を取る+回避率上昇手段。主に深紅・黒鉄に刺さります。

 

マジックバリア(ゼシカ杖31)…属性を持つすべての攻撃のダメージを軽減し、息やジゴフラッシュ、おたけびによる状態異常にも耐性を付与するバグみたいな呪文です。

 

マホトラ(ククール杖12)…永遠の巨竜のマダンテ対策。1でもMPを減らしておくとマダンテが不発になり、ノーダメージで行動回数を消費できます。

 

・みわくの眼差し(ククールカリスマ81)…準メタル系耐性を持つ黒鉄の巨竜メタ。無属性固定値ダメージなので全特技の中で唯一刺さる。これがないと素手のみではおそらく突破不可能です。

 

・その他ルカニバイキルトスクルトフバーハ等の補助呪文基本セット

 

 

以上を踏まえて、対竜神王の装備は

○主人公

Eメタルキングよろい竜神のよろい

Eメタルキングの盾

Eしっぷうのバンダナ→竜神のかぶと 

Eアルゴンリング

スーパーリング

 

ヤンガス

Eやみのころも

Eメタルキングの盾

Eメタルキングヘルム

Eごうけつのうでわ

スーパーリング

 

ゼシカ

Eしんぴのビスチェ

E聖女の盾

E黄金のティアラ

E命のブレスレット(orほしふる腕輪)

スーパーリング

ふしぎなタンバリン

 

ククール

Eドラゴンローブ

E女神の盾

Eファントムマスク

Eほしふる腕輪

スーパーリング

ふしぎなタンバリン

 

になるかなあと思います。HPの高いヤンガスはまだしも、最大HPがあまり上がらないゼシカのブレス耐性にはやや不安が残るため、しんぴのビスチェをメタルキングよろいに差し替えるかは今後要検討です。

一応この装備+フバーハをかけた状態で各キャラがしゃくねつ(全体に約150~170ダメージ)とかがやくいき(全体に約210~230ダメージ)を受けた時のダメージは以下の通りです。

主人公…しゃくねつ:40~50 かがやくいき:70~80

ヤンガス…しゃくねつ:60~70 かがやくいき:90~100

ゼシカ…しゃくねつ:50~56 かがやくいき:70~77

ククール…しゃくねつ:28~33 かがやくいき:43~48

一応その後の攻撃込みでもテンション20ハッスルダンスけんじゃの石で回復追いつきそうではあります…

 

 

とりあえずこんな感じで竜の試練を進めていきます。いい感じの攻略思いついたら各形態毎にその都度記事にしようと思います。

挑む前段階のメタル狩りが既に面倒なのでなんとかやる気出して頑張りたいと思いまーーーーーーーーーーーーーすおわりおしり(駆け足)

 

 

 

オチャイ